成功者とつきあい、成功者を見習おう

 

運命の人、成功者

 

方法はいたって簡単。


「絶対に可能だ。


その気になればどんなことでもできる」
「この世に不可能なことはない」と考えている人、


すなわち成功者とつきあい、
彼らのよい点を見習うようにすればいいのです。

 


事を起こすにあたり、「失敗したらどうしよう」
自分にはやっぱり無理かもしれないという


疑心暗鬼の気持ちが芽生えてきたら、
人生の模範となるよいモデルを思い浮かべ、


「自分だって、その気になればできる」
とスイッチ・チェンジを行い、


自分の目標は必ず達成できるという
信念を抱くようにするのです。

 

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成功者とつきあい、成功者を見習ううちに、
自分も成功できたという人物といえば、


世界的なベストセラーを記録した
『成功哲学』の著者であるナポレオン・ヒルが
その典型といえるかもしれません。


ヒルは、元々、
しがない一介の新聞記者にすぎませんでした。


安月給でその日暮らしが
やっとという生活を送っていたのです。


そんなヒルに運命の転機が訪れたのは、
一代で巨万の富を築いた鉄鋼王
アンドリュー・カーネギーとの出会いでした。


「どうすれば成功者になれるか?


いかにしたら巨万の富が築けるか?


私が紹介状を書くから、
成功者に会い、成功の秘訣を聞き出し、
それを一冊の本にまとめてみないか」と一言われたのです。


その場は「ハイ」と承諾したものの、
ヒルはしだいに後悔の念にかられるようになりました。


いや、戸惑ってしまったというほうが正解でしょうか。


なぜなら、当時のヒルは取材の
イロハもろくに知らない駆け出しの新聞記者だったため、


そんな未熟者の自分が
大著を著すなど
不可能に決まっているという思いがあったからです。


実際、カーネギーの紹介で
多くの成功者と会うことができたものの、
取材は難航を極めました。


業種・職種によって成功の秘訣がまちまちだったからです。


ある人は「先を見る目を養うことだ」と言い、
ある人は「技術力がすべてだ」と言い、
またある人は「経営センスの問題だ」としか言いません。


「これじゃあ、体系化できない……。


自分の力ではどうすることもできない」
という思いに彼は何度とらわれたことか・・…。


しかし、百人、二百人、
三百人と数多くの成功者へ取材を重ねていくうちに、
彼らの共通点がしだいに見えてきました。


その最たるものが,信念"です。


ヒルの取材に応じてくれた成功者たちは、
その大半が深刻な悪条件やどん底の中から身を起こしており、


「自分には必ずできる。不可能なことはない」
「だから、絶対にあきらめない。


自分の願望を必ず実現してみせる」
という思いのみをひたすら抱きつづけていたのです。


その後、 ヒルは取材して集めた材料をデータ化したり、
統計をとったり、


それはそれは 気が遠くなる作業を延々と繰り返すわけですが、
成功者の影響を受けて、しだいに「何とかなる」


「いや、何としてでも成し遂げてみせる」
と思えるようになってきました。

 

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そして、足かけ二十年の歳月をかけて
ようやく出版の日を迎えるころになると、


ヒルは友人・ 知人に向かって、
こう豪語するまでに至ったのです。


「私の書いたこの本は世界的なベストセラーになる
もちろん、ヒルのこの、
予言"が的中したのはいうまでもありません。


こうして彼は莫大な印税を手にすることができ、
かつて自分が取材を求めた人たち同様、
成功者の仲間入りを果たすようになったのです。


あなたがもし、
「営業成績がなかなか上がらない」と嘆いているのなら、
トップセールスマンを見習いましょう。


「異性にもてない」という人は異性にもてる人を観察し、
自分と何が違うのかを探りましょう。


身近にそういう人がいなければ、
成功者の講演会に参加し、
有意義な話を聞くだけでもかまいません。


成功談を聞き、そのノウハウを
自分の中に 取り入れるようにするのです。


もちろん、最初のうちは見よう見まねでかまいません。


ただ、よい点をいくつも学びとろうという
素直で謙虚な気持ちだけは大切にしてください。


素直で謙虚な気持ちでいると、
固定観念にとらわれなくなるため、


他者暗示という形でプ ラスの想念が
どんどん吸収できるようになります。


そして、それを自分の人生観の中に取り入れていけば、
それはエネルギーと化します。


そうなればしめたもの。


無意識のうちに、
あなたの行動や性格にも変化が起きるようになるのです。


ナポレオン・ヒルは言います。


「信念とはひとつの心の状態をさす。


この信念を培うためには、
希望することを肯定的に繰り返し繰り返し、


潜在意識の中に送り込む必要がある」
「この行為を繰り返していると、


人はついに本当にそういうふうに
なることを信じるのです。


その言葉がウソであろうとも本当であろうとも、
繰り返しによってすべてを受け入れてしまう


なお、ヒルにとってアンドリュー・カーネギーこそが
運命の人であったということです。

 

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