ちょっとした一言でパートナーに愛される

 

パートナー、愛、パーティー、

 

紙きれ一枚の違いとはいえ、
結婚すると恋人時代とは違う愛の形 見えてきます。


以前、結婚を控えたカップルや長年連れ添った夫婦など、
いろいろな方々に話を聞きました。


そのなかで、結婚して2年目という
女性の話が心に残っています。

 

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彼女が初めて男性と付き合ったとき、
相手に自分の考えをうまく伝えられませんでした。


嫌われるのが恐くて、
自分から積極的に話しかけられなかったのです。


二人の間に大きな衝突はありませんでしたが、
パートナーとの別れは突然やってきました。


「君と話していてもつまらない。


それに無理をして話を合わせているみたいで、
疲れるよ」と言われてしまったのです。


いろいろ我慢はしていたけれど、
二人の関係はうまくいっていると信じて疑わなかった彼女は、
食事ものどを通らなくなり、歩けなくなるほど落ち込みました。


それから1年後に出会ったのが、今のご主人です。


過去の教訓から、 自分からデートに誘ったり、相手の考えにも、
きちんと意見を一言ったりするようにしました。


彼も「君は素直で面白い。
一緒にいると自然体でいられるよ」と言ってくれます。


それでも、結婚までの道のりは平たんではありませんでした。


彼が転勤してしまい、遠距離恋愛が始まったからです。


「あの頃の私は、普通の精神状態ではありませんでした。


メールは 一日に何十通も送っていましたし、
平日でも仕事をサボって彼に会 いに行きました。


電話は一日に5回も6回もかけてしまい、
彼が出ないと半狂乱に、毎日が不安で不安で……」


何度か別れる寸前までいったという二人ですが、
彼女が押し切る形で結婚。 一緒に暮らし始めてからも、
しばらくはケンカが絶えず結婚したことを
後悔した日もあったといいます。


「ところが、ですよ」 ここで彼女はふと笑みを見せ、
不思議そうに首をかしげました。


「あるときから、とても穏やかな気持ちになりました。

 

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浮き沈みの 激しかった自分の性格まで変わったよう。


心が落ち着き、満ち足りた気分になったのです」
実は私にも、覚えのある感覚でした。


結婚することで得られる、ひと味違う安定感。


今ならその正体が「ほどほど」という感覚、
愛の適温なのだと思い当たります。


独身時代、彼に求めることといったら、
自分のためにどれだけ無理をしてもらえるのかということばかり。


高価なプレゼントも、忙しいなかでひねり出してくれる時間も、
愛情の証拠。パートナー が越えてくれた壁が
高ければ高いほど充実感もひとしおです。


ところが結婚すると、もはや運命共同体なので、
「私に気をつかいなさい」などと、
女王様気どりでいるわけにもいきません。


それどころか「私のためにあまり無理をしないで」
と思うようになります。 もちろん、
パートナーに対して言うべきことをはっきり口にしなければ、
共同生活をしていくことはできないので、
自分の意見もしっかり伝える必要はありますが。


「生涯ともに寄り添う」という約束、つまり結婚をすることで、
二人は精神的にちょうどよい距離感を保てるようになるのです。


よい意味での安定感が、二人の絆を強くする。


これは、結婚前の恋人時代にもあてはめられます。


独身のときには、お互いに押しすぎたり引きすぎたり、
ときには 駆け引きを始めて、
勝った負けたのゲームをしてしまいます。


これでは、二人が親密になることより、
負けないことだけが大切になります。


相手を引っかけたり、
自分が引っかかったりしていくうちに疲れ果ててしまうのです。

 

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ところが「大丈夫。私たちはうまくやっていける」と、
確信に似た気持ちをもつことで、
物事は二人にとって良い方向にどんどん動いていきます。


そのパワーは驚くほどです。


恋愛中は自分で心配の種をつくらないこと。


それがパートナーの気持ち、
ひいては自分の気持ちまで大切にすることになるのです。