文通の出会い

 

文通、ラブレター、結婚、手紙、

 


東北山形に生まれた少年と、四国高地に生まれた少女


14歳の二人は文通をきっかけに知り合う


山形と高知1000㎞の距離を隔てた二人は


互いの思いを手紙に込めた


11年間で600通の文通を経て二人は結婚する


その間二人が顔を負わせたのはわずか19日間だけだった


600通の手紙が育んだ二人の関係


そこには純愛を生き抜いた男と女の生き方がありました

 

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東北山形生まれ、当時中学2年生だった、


しなおはコタツで雑誌を読んでいた


中2コースという学習雑誌のペンフレンド募集コーナーの


一文が、しなおの目に留まった


東北の人、文通しましょう・・・・かおり


南国高知県の女の子からのメッセージだった


しなおは東北の人という一文にある感情を抱いた


何か馬鹿にされてるというイメージがあり


そんな思いで文通してみたが


それが人生の伴侶を決めるきっかけになろうとは


しなおは、思いもしなかった


10日後、品雄の元に1通の手紙が届く


その手紙の差出し人は、しなおが手紙を送った


女の子ではなかった


しなおの手紙を見た別のクラスメイトが


わざわざ手紙を送ってきたのであった

 

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突然の手紙でさぞびっくりされてる事でしょう


名前は、るりと申します


この手紙はあなたの手紙の反論と思って読んでください


第一に感じたことは、少しひねくれ、ひがみっぽい人と感じました


だって私たち、いや日本中の少年少女は東北の人だからと言って


差別はしないと思います、生意気な事書きすぎたかしら


あなたの事あまり、はきはき書いてごめんね


考えす過ぎのしなおさんへ、野菊の好きな少女、るりより

 


お手紙ありがとうございました


るりさん、いい名前だなーと思いながら封を切りました


内容を読んでいくうちに、大変嬉しい気持ちになりました


私は自分の意見に反論を言う人が大好きなんです


あなたのいうことはわかりました、とてもいい考えだと思います


それではさようなら


しなおは自分の意見を伝えたことで満足しこれで手紙の


やり取りは終わりだと思っていた


すると彼女からまたすぐ返事が


そこには意外な言葉が記されていた


前略あなたからの手紙心待ちにしていました


あなたみたいにズバリ意見を言ってくれる男の子は好きです


その手紙には1枚の写真が入っていた


そこには、しなおが初めて見る、るりの姿があった


めんこい子だなーと思いました


そしてしなおも中学旅行で撮影したお気に入りの


スナップショットを送った


すると


写真ありがとう、学生服姿は少し大人びて見え男らしいワ、


という返事が来た


しかしこの時点で好きとか何とかという感情はまだなかった


山形県と高知県1000kmを隔たた手紙のやり取りは


高校に進学してもつづいていった。


つづく!

 

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