運命の人と長年いても分かり合えないのが人間

 

パートナー

 

片思いをして伝えられないでいる人には、


他者を「他人の気持ちなどどうでもいい」


とは 切り捨てられない人もいます。

 


だれに対しても、人格や心を最大限に尊重し、


守りたいと願う人なのです。 だからこそ、


相手が自分に好意を持っていなかったとき、


相手が悩むかもしれない、と思えるのです。

 

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片思いをする人にはそんな、


いわば人間としての「気高さ」があります。


私には、そう思えます。

運命の人の見えるものがある

 

片思い

 

一般的に思いを伝えないのは多くの場合、


「告白して拒否されるのが怖い」ことが最大の理由です。


思いを打ち明けて拒否されて失恋するよりは、


どうなるかわからない状態でいるほうがいい。


そんな思いで、いつのまにかとても長い間、


気持ちを胸に秘め続けてしまうのです。


恋は、どんな恋でも、 自分の心を外界から隔てる皮が破れて、


相手のほうに心が手を伸ばすようなできごとです。


恋を失うことは、 伸ばした手を切断される、


ということです。 どんなに優しく断られても、拒絶は拒絶です。

 

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だれかの心と融合しようとした思いが断ち切られたら、


文字通り、体の一部を失うほどに、痛むのです。


つきあって別れることだけが「別れ」ではありません。


たとえつきあうことがなくても、 手を触れることさえなくても、


恋が情愛によって受け止められないとき、


人は「別れ」を経験します。 その後、友人関係を続けたとしても、


やっぱり 失恋は、一つの別れです。


それは、その人の心と自分の心を、 別々にしなければならない、


ということです。 恋が突き破った自分の心の壁を、


もう一度自分の手で補修しなければならないのです。


相手の心と一体化しようとしていた心を、


離別させなければならない。


これは、ほんとうに辛く苦しいことなのです。


それを無意識に、 あるいは意識的に避けようとする気持ちを、


「勇気がない」「消極的だ」と責める気にはなれません。


人と人とはたしかに、


つきあってみなければわからないことが多々、あります。


それどころか、結婚して長年つきあったとしても、


なかなかわかりあえないのが人間です。 でも、恋をしたときは、


その人にしかわからない「何か」がわかっている、


とは言えないでしょうか。 「何か」が見えているのです。

 

40代、50代、60代、

 

片思いだって、立派な恋なのです。


他の人には見えていないものが、恋をしたその人には、


見えているのです。


私にだけ見えた、と思えたものが、


単なる理想の投影だったり、


誤解だったりすることもあるでしょう。


でも、それがある種の真実を鋭く突いている場合もまた あるのです


片思いだから何もわかっていない はかない恋だなんて


だれにも言えないのです。

運命の人との「家庭内片思い」もある

 

結婚

 

片思いにはもうーつ、形があります。


それは、思いを伝え終わってからする片思いです。


または、つきあって別れてからする片思いです。


運命の人との「家庭内片思い」などというのもあります。


恋はどこで終わるのか、それもまた、千差万別です。


たとえば、相手に気持ちを伝えて、


「ごめんね、そういうふうに思えない」 って言われたからといって、


相手を好きな気持ちが消えるでしょうか。


そんなに簡単に消すことができるわけもありません。


相手が自分をどう思うか、 ということでは左右されない思いが、


人の心にはちゃんと、生まれるのです。


その思いを嘘だとか、幻想だとか、成就していないなんて 絶対に、


だれにも言えないのだ、と私は思います。


もし、あなたが片思いをしていて、


思いを伝えたくても伝えられずに悩んでいるなら、


あなたは自然に自身と人の尊厳を思いやることのできる、


すてきな人なのだと思います。

 

自然

 

もし、ある日タイミングが合って


うまく思いを伝えることができたなら


それは、すばらしいことだと思います。


たしかに、相手はちょっとびっくりするかもしれませんが、


基本的にはだれだって、 だれかに好きだと言われるのは、


うれいにとなのです。


そのあと、その人はつきあおうと言ってくれるかもしれませんし、


受け止められない、と言うかもしれません。


どちらに転ぶかはだれにもわからないわけですが、


ひとつだけ、わかっていることがあります。


それは、あなたがその人に恋をしている、ということです。


あなたはあなたにしか見えないその人の何かを見ていて、


それを自分の一部にしたい、とさえ、思っているわけです。


だれかと心を通わせ、自分を生まれ変わらせたいと願う、


それが恋です。 そんな恋をあなたがしている、


ということは 相手が承諾しようが断ろうが、


まぎれもない事実です。 その恋をしたことには、


すでに大きな意味が生まれています。


未来がどうなろうと、そのことを大切に思ってほい


と思うのです。

 

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