なりたい自分をイメージする

 

運命の人、引き寄せ

 

ホンダの創設者である本田宗一郎さんは、
かつて、すぐれたアイデアと技術をもっていても


資金がないという起業家を
応援しようという理念から設立された


ベンチャー企業の債務保証会社
ベックの初代審査委員長に就任したことがありました。

 


そこでの本田さんの仕事は、
若い起業家たちから話を聞いて


融資するかどうかを決定することでしたが、
「選考の基準は人間性である」
ということを常々強調されていました。


起業家たちから提出された企画書を一読しただけでは、
成功するか、失敗に終わるのかがわからない、
会って話をしてみるのが一番だというのです。

 

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「では、その人間性とは?」
という問いに対して本田さんはこう答えたといいます。


「第一に自分の目標がキチンと自覚できているか?
第二にその達成に向けて、


いかに前向きに生きているか
この二点がもっとも重要である」


運命の人と出会うための
絶対条件の一番目である「積極心」


を強化するには、本田宗一郎さんがいうように、
目標をもつことから始まるといっていいでしょう。


目標をもてば、人生に希望がもて、
張り合いが生じてくるとともに、


その方向に向かって遭進しようとする
意欲がわいてくるからです。


逆に目標がないと、
人生がだらだらと怠惰になっていきます。


「その日、その日をつつがなく過ごせればそれでいい」
という事なかれ主義に陥り、


あげくの果てには
消極的なことしか考えられなくなってしまいます。


それに、何よりも問題なのは、
そういう生き方をしていると、
運命の人が遠ざかっていってしまうということです。


なぜか?仮に運命の人が現れたとしても、
相手のしようがないからです。 考えてもみてください。


「別に結婚できなくたっていい。


いい人がいれば話は別だけど ……」とか
「給料さえキチンともらえれば出世できなくたっていい」


と言う人を見て、
あなたは「こいつのために一肌ぬいでやろうか」


という気になれますか?おそらく、
よほどのお人よしでもないかぎり、
そういう気持ちになれないのではないでしょうか。


運命の人とて例外ではありません。


「いついつまでに結婚したい」
「ライフワークを発展させていきたい」


という強い思いがなければ運命の人といえども協力
応援のしようがないのです。


崇高な目標を掲げて生きている
運命の人との波長も合わずじまいで
終わってしまうことになるのです。


そこで、とにもかくにも
「将来、こうしたい」「いつか、ああなりたい」
という目標をもつことが重要になってくるわけです。


ただし目標といっても、
その内容は人によってまちまちで、


なかには「ビル・ゲイツの ような億万長者になりたい」
「豪華客船で世界一周の旅がしたい」
といった夢を抱いている人もいるかもしれません。


もちろん、それはそれで否定する気はないのですが、
一つだけ注意点を指摘すると、


目標というものは
心の底からの強い欲求が伴わなければ意味がありません。

 

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「何が何でもこうしたい」「必ずこうしてみせる」
という強い欲求がないと、


厳しい現実を目の当たりにしたり、
些細なトラブルやアクシデントに遭遇するだけで、


「やっぱり無理なのかもしれない」
といって途中で挫折したり放棄して
しまう可能性があるからです。


だから目標を設定する場合、
本心から望むもの、それも夢のような大きな願望でなく、


「五年後には脱サラを果たして自分の事業を始める」
「三年後には課長に昇進する」


「四十歳までに自分の本を出版する」
「三十歳までに結婚する」といったぐあいに、


ちょっと頑張れば比較的実現可能な、
等身大の目標に焦点を定めてみてください。


等身大の目標に目を向ければ、
多少の困難に見舞われても、
それに打ち勝とうとする勇気と自信がわいてきます。


また、そのことについて、
いつも本気になって考えることができます。


そして、この本気になって考えるという姿勢が、
積極心の強化につ ながっていくのです。


それでも、
「自分には目標と呼べるものが何もない」という人は、
「明日から早起きしてヨガを始めよう」


「今年の夏は中国へ旅行に行こう」
「自分のホームページをつくってみよう」


「ピアノが演奏できるようになろう」
といったぐあいに、興味・関心がもてるものから
チャレンジしてみてください。


怠惰な 現状を意識的に変えてみるのです。


そうすれば、毎日の生活が充実し、
想像もしなかった 喜び・快感に浸れるかもしれません。


いずれにしても、意欲的な目標を立てれば立てるほど、
明日のあなたは今日のあなたよりも
はるかに積極的に生きられるようになるのです。

 

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